5周年記念でリリースされたアルバムはライブ盤!
ベストではなくライブ盤というところにKalafinaの立ち位置が明確になりますね。
早速拝聴しましたが、まずは普通に聴ける音のバランスとクリアさにホッとしました。海外のバンドのライブ盤を聴くと、個人製作のブートレグかと思うようなクソみたい(失礼)な音のCDに出くわすときがあるので、ここ日本ではそれはないだろうと思いつつも聴いてみるまで心配なのです。
ボーカルが前に出ていてバックバンドの印象が薄い気もしますが、主役は三人の歌姫なので無問題。ライブの雰囲気がよく伝わる良盤です。
これだけのレベルでライブをこなしても、調子が良かっただの悪かっただの言われる3人は大変ですね。でも、それだけ音楽を聴かせるプロジェクトだと認識されているからこそだと思います。
収録されている曲のリストはほぼ文句のつけようがありません。リスナーそれぞれの曲への思い入れがあるでしょうから、ひとこと言いたい人もいるでしょうが、客観的に見ればスゴくないですか? 歴代のシングル曲をおさえつつ、カップリング曲がこんなにたくさん。「梶浦作品のカップリング曲にハズレなし」を改めて認識させられるものと思います。また、Re / oblivious収録のinterlude01が聴けたのは凄く嬉しいです。このミニアルバム発売時にはKalafinaと出会っていなかったため、このようななかなか聴けない曲の当時のライブ音源を聴くことができるようになるとは、、、(感涙)
曲の並びが年代順で、かつライナーノーツに収録ライブのセットリストが載っているので、自分が参加したライブを思い返すのが楽しくなります。
あとは前から言っていますが、ライブMC集を何かの形でリリースして欲しいです。切なる願い。ライブの時のアンケート用紙にも書いてきました。。。
今日のおすすめの1曲 Gloria [live] / Kalafina